インターネット集積場

小説と駄文と感想を書くつもりです。

土乃目きこはブログを書く。土乃目きこは小説を書く。

 インターネット上での活動はこれまであまりしてこなかったのですが、知り合いの影響で、少しづつですが関わるようになってきました。というより、意識的にしている面が大きいですね。このブログもその一環で、作品の感想だったり、日常のあれこれを、Twitterよりは長い文体にしてみようという試みです。

 さて、僕は他の場所では基本的に「蕨餅」というユーザーネームを用いているのですが、ここでは「土乃目きこ(どのめきこ)」として活動するつもりなんです。というのもこの名前、最近決めたペンネームなんですね。私事にはなるんですが、最近趣味として小説を書くようになりまして。それをある団体に寄稿するときに、便宜的でもいいのでペンネームが欲しいということになり、この「土乃目きこ」を作ったわけなんですね。

 そんなわけで僕、ときおりここに自分の著作物を載せるつもりです(できるかどうかは知らないが)。基本的には一万字以下の短編を、ときおり中編や長編も書きたいななんて思ってるので、定期的にここを除いてくれると助かります。小説を見るかどうかは、僕の力量次第ですので、立ち寄ってくれるだけでいいです。

 これが最初のブログとして残るのですが、自己紹介だけではつまらない。ということで、今回はこのペンネームの由来でも軽く話します。

 僕は先ほども言った通り趣味で小説を書いているんですが、これはそんな作品の一つ、そのキャラクター名をそのまま取って来ました。ですからこんなネカマみたいな名前になっているわけですね。ちなみに、構想段階ですでに破綻している作品なので、完成はしないでしょう。永遠に。

 そんな墓場と化しているこの作品、メモ帳欄には『魔法少女モノ3』という便宜的な数字の羅列と共に埋葬されているわけですが、そのまま捨てるのも惜しいなぁと僕は常々思ったりしてました。可愛いキャラ、性癖キャラ、自己投影してるキャラ、僕自身のいろんな側面を、それぞれの登場人物が反映してて、どれもだい好きなんですよ。

 そんな子たちの中で、一番ネーミングがうまくいったのがこの「きこちゃん」だったんです。「曖昧と絶対の自己矛盾」、昼行燈だが、正義心の強い少女。夢迷子としては、土属性を司るペンタゴンのスートに感応し、自然法則を操って戦います。

 とまあ、こんな設定ばっか詰め込んでるから破綻するわけですね、恥ずかしい。

 彼女の名前を決める一番最初に、漠然と柔らかい名前をつくりたいなって思いが僕にはありました。それで下の名前を作った時に、擬音っぽくしようとしたんです。最初はぴんとかぱんとか、くるんみたいなところから始めて、かこっという音にたどり着きました。そのままだと加古、佳子みたな普通の響きになってしまうので、同じカ行を順にあてはめてみたところ、「きこ」というのが妙にしっかり来る。よし、これにしようといった感じですぐに決まりました。ここら辺に迷いは全然なかったのですが、意図せず一番気に入るものが出来ましたね。ちなみにですが、もともと「機子」という漢字を当てていたのですが、やめました。気に入らないとかではなく、ひらがなの方がどことなく可能性や解放感を感じるなと思ったからです。もし他の作品に出すときは、逆にいろんな当て字をしてみても面白いかも?(奇古、喜戸みたいに)

 上の名前はキャラクターとしての役割から決めました。土属性を象徴するためにそのまま土を入れました。それから昼行燈な彼女の性格を象徴する「どのみち~」という言葉をくっつけました。「土乃道」でもよかったんですが、「土乃目」の方がなんとなく気に入ったので、それがそのまま名字となりました。

 はい、こんな感じでしたね。思い返すと、結局は「なんとなくこっち」と言う風に軽く決めちゃってますね。けど自分の第六感が選んだ選択肢だと解釈すれば、それはそれで特別感がでてくるものだと考えてます。小説を書いている時も、たまに浮遊感のある表現なんかを理由なく書いてしまうことが多いのですが、そんなメンタリティなのでそのまま直さず投稿してます。なので気に入らない人もいるかもね。

 長々と書きましたが、多分ブログってもっと長々書くものなんでしょうね。分かりませんが。とりあえず今後とも、「土乃目きこ」をご贔屓にお願いできればうれしい所存です。それでは。

「○○~なに書いてるの?」

「ん? ブログだよ」